人生いろいろ、赤ワインもいろいろ 〜 軽い赤ワインにも重い赤ワインにも個性があります
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バイザグラスのソムリエ松沢裕之です。

以前に白ワインはいろいろあって、つまらない白ワインなんてない!と書きましたが、
赤ワインも本当にいろいろなタイプのものがあって、それぞれ個性に溢れています。

赤ワインは、
  • 渋味(タンニン)が強いと重く感じます。
  • アルコール感や果実味の凝縮感が強いワインも重く感じます。
  • 逆に、酸味が豊富な赤ワインは軽く感じます。

赤ワインの性格はタンニンの強さ、アルコールや果実味の凝縮感、酸味のバランスで決まります。


ワインの重さのことをボディといい、
  • 重いワインのことをフルボディ
  • 中位のワインのことをミディアムボディ
  • 軽いワインのことをライトボディ
といいます。
このボディという言葉は白ワインにも使います。

それでは、赤ワインにはどんなタイプがあるのか見てみましょう。


1.タンニン柔和で果実味がフレッシュなライトボディの赤ワイン

渋味がマイルドで、口当たりがソフトな赤ワインです。
たいてい酸味も豊かに感じられます。

下の写真のようなブルゴーニュの高級ワインには、女性的なエレガンスが感じられます。

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 ▲シャンボール・ミュージニー1級レ・ザムルーズ(グロフィエ)

チェリーやイチゴ、ラズベリーのような赤い果実を連想させるフレッシュな果実味です。
ボージョレーのようにジューシーな赤ワインは、少し冷やして飲むこともできます。
  • フランスのボージョレー・ヌーボー
  • フランス・ブルゴーニュ地方のピノ・ノワール種
  • フランス・ロワール地方のカベルネ・フラン種
  • イタリアのバルベーラ種
などがあります。

なお上記のような土地の個性あふれるライトボディの赤ワインとは別に、
スーパーで売られている1000円以下の赤ワインの多くも、単に「軽い」という意味ではこのカテゴリーに入るでしょう。


2.ライトとフルの中庸、ミディアムボディの赤ワイン

多くの赤ワインはここに入ります。

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 ▲キアンティ・クラシコ(フォントディ)

  • それほど高くないフランス・ボルドー地方のワイン
  • それほど高くないイタリアワイン(キアンティなど)
  • それほど高くないスペインワイン(リオハなど)
だいたい1本2000円〜3000円くらいのワインですね。


3.タンニン豊富で凝縮感のあるフルボディの赤ワイン

タンニンが力強いタイプ、アルコール感の強いタイプ、果実味がドッシリしているタイプ、スパイスのような迫り来る風味を伴うタイプなど、とにかく何らかの意味でパワフルなワインです。

価格的にも高いワインが多いです。

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 ▲高級ボルドーワイン「シャトー・マルゴー」

  • 高級ボルドーワイン
  • フランス・ローヌ地方のシラー種やグルナッシュ種のワイン
  • イタリアのバローロやバルバレスコ
  • イタリアのスーパートスカーナワイン
  • スペインの高級リオハやプリオラート
  • カリフォルニアのカベルネ・ソーヴィニヨン主体のワイン

白ワイン同様、赤ワインにも、いろいろなタイプがあるのですね。

バイザグラスのワインセミナーでは「赤ワイン飲み比べ」という講座も予定しています。
いろいろな産地・いろいろなブドウ品種の赤ワインを知りたい方は、ぜひ参加してみてください!

(2017年4月6日)