相思相愛の可能性は無限大!〜 料理とワインのペアリングは、ワインの楽しみの中でも最もワクワクする部分です
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バイザグラスのソムリエ松沢裕之です。

前回まで10回にわたって、白ワイン、赤ワイン、ロゼワインと「色」の異なるワインについてみてきました。

●白ワインについて
 ・ホントは白くないぞ、白ワイン!
 ・人生いろいろ、白ワインもいろいろ
 ・白ワインは酸味が大事なんです
 ・白ワインは、ブドウ果汁のみを発酵させて造ります
●赤ワインについて
 ・赤ワイン=白ワイン+渋味(タンニン)!
 ・赤ワインのタンニンは、ブドウの果皮も種も丸ごと漬け込むマセラシオンで生まれる 
 ・人生いろいろ、赤ワインもいろいろ
 ・シブいヤツほど長生きするのが赤ワインのオキテ!
●ロゼワインについて
 ・桜の色はロゼの色 〜 ロゼワインを飲みたい10通りのケース!
 ・えぇっ?血を抜く?? ロゼワインの造り方って、なんだか怖そう



それでは、どんなときにどんな色を選ぶと良いのでしょうか。

白ワイン、赤ワイン、ロゼワインの選択は、
季節によっても、状況によっても、何を食べるかによっても変わってきます。
もちろん、あなた自身の好みもあるでしょう。

ワインの色をどれにするか」は、ワインショップやレストランで何かひとつワインを選ぶ際のスタート地点となります。

ほとんどのレストランでは、ワインをブドウ品種や産地や味わいで分類する以前に、まず白ワインか赤ワインかで分類しているはずです。

料理の中には、白ワインとも赤ワインとも合わせられるものが結構あります。

たとえばサーモンのグリルなどは、コクのある白ワインとも軽めの赤ワインともよく合います。
鶏肉や豚肉などの白い肉も、調理法によって白ワイン、赤ワインともに合わせることが可能です。

ですから白が好きか、赤が好きか、あるいはロゼかという自分自身のワインの好みが、料理とワインを合わせるときの最初の決定要因となることが多いでしょう。

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 ▲鹿肉料理とフランス南西地方の重厚なワイン「マディラン」

一方、白ワインと合わせたほうが美味しい料理や、赤ワインと合わせたほうが美味しい料理もあります。

フレッシュ&フルーティーな白ワインのほうが良い場合もあれば、
樽香のある重厚な白ワインのほうが料理が引き立つ場合もあります。

フルーティで軽やかな赤ワインが合う料理もあれば、
タンニン豊富でドッシリしたフルボディの赤ワインでないと釣り合わないような力強い料理もあります。

このあたりの基本的なセオリーについては、いずれこのブログで書いてみたいと思っています。


でも、自分自身の味わいの好みこそが最大のルールです!

料理とワインをうまく組み合わせること(ペアリング)は、ワインの楽しみの中でも最もワクワクする部分です。
料理とワインのペアリングには「こうでなくてはいけない」という唯一の正解などなく、
組み合わせの可能性は無限大にあるからです。

選んだワインが料理と見事にマッチしたらとても嬉しいですし、
良いペアリングを自分で新たに発見したときは楽しさもひとしおです。

料理とワインの組み合わせ 〜 あなただけの素敵なペアリングを探してみてはいかがでしょうか。

バイザグラスのワインセミナーでは、レストランで食事を楽しみながらワインを学ぶ「料理とワイン講座」も計画中です。
詳しくはウェブサイトでご案内します。

(2017年4月10日)