キリッと冷やしたソーヴィニヨン・ブランを太陽の下で、アウトドアで飲むと最高ですね 〜 バーベキューに白ワインを持参するなら迷わずソーヴィニヨン・ブランをオススメします!
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バイザグラスのソムリエ松沢裕之です。

シャルドネ、リースリングに続いて今回は白ブドウの3つめ「ソーヴィニヨン・ブラン」です!

◆ソーヴィニヨン・ブラン◆


ソーヴィニヨン・ブランも、ぼくの大好きなブドウ品種のひとつです。

ソーヴィニヨン・ブランはとても独特のキャラクターを持った白ブドウです。

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 ▲ニュージーランド南島マールボローのソーヴィニヨン・ブラン


ソーヴィニヨン・ブランは酸味が豊富で、とても際立った香りと風味を持っています。
ハーブ青草、刈り取ったばかりの芝生のような香りに加え、ときにネギのような香りを伴います。

果実にたとえると、グレープフルーツのような香りと風味ですね。
より温暖な地域で作られると、「完熟した」グレープフルーツやパッションフルーツのようなニュアンスも感じられます。

ワインはほとんどライトボディですが、中にはミディアムボディと言ってよいタイプのものもあります。

典型的なソーヴィニヨン・ブランのワインを一言で表現すると
「フレッシュで若々しく、酸味が豊かで、さわやかな辛口の白ワイン」
といったところでしょうか。

白身魚のカルパッチョ(刺身も)、スモークサーモン、ホワイトアスパラガスなどとよく合います。

また酸味とともに、グレープフルーツの皮をかんだ後のような心地よい苦味が
後味に残るのもソーヴィニヨン・ブランの特徴です。
そのため、グリエ(焼いた)料理にもよく合います。
川魚たとえば鮎の塩焼きとか、塩の焼き鳥にもピッタリですよ。

フランスには、ソーヴィニヨン・ブランの伝統的な本拠地が2ヶ所あります。

ひとつはロワール地方
ここではサンセール Sancerre とプイィ・フュメ Pouilly-Fume という2つの有名なワインがあります。
ロワール地方のソーヴィニヨン・ブランは、極々一部の例外を除いて樽香をつけることはありません。

もうひとつはボルドー地方
ボルドーではソーヴィニヨン・ブランはしばしばセミヨンという白ブドウとブレンドされます。
この場合は樽香をつけることがよくあります。

ソーヴィニヨン・ブランはイタリア北部、南アフリカ、チリ、カリフォルニア(フュメ・ブラン Fume Blanc と呼ばれることが多い)などでも造られていますが、
フランス以外で最も有名なソーヴィニヨン・ブランの産地はニュージーランドです。

ニュージーランド南島北部のマールボローという産地のソーヴィニヨン・ブランは、
国際的にも品種特性の基準とまで言われるほど有名で、
完熟グレープフルーツやパッションフルーツなどの凝縮感ある風味豊かなスタイルです。

夏など暑い時期にキリッと冷やしたソーヴィニヨン・ブランを太陽の下で、アウトドアで飲むと最高ですね。
バーベキューに白ワインを持参するなら、迷わずソーヴィニヨン・ブランをオススメします!

(2017年5月10日)