ブルゴーニュでは赤がピノ・ノワール、白がシャルドネ 〜 コート・ドールが最重要な名醸地で、北側がコート・ド・ニュイ、南側がコート・ド・ボーヌです
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バイザグラスのソムリエ松沢裕之です。

ブルゴーニュ地方は、夏は温暖で冬は寒冷な大陸性気候です。

局地的な雹(ひょう)を伴う嵐にさらされ、それがブドウを傷めたり果実を腐らせたりすることがあります。
天候による作柄の良い年とそうでない年が比較的ハッキリと表れやすい産地です。

土壌は主に石灰岩と粘土質が主体で、粘土質成分と炭酸塩成分が混合した泥灰岩質のエリアもあります。

ブルゴーニュではピノ・ノワールから赤ワインが、シャルドネから白ワインが造られます。

この地方のテロワールは、これら2大主要品種の栽培によく適しています。
とくに、気まぐれで栽培の難しいピノ・ノワールがこれほど素晴らしく育つ土地は、世界中どこを探しても他にありません。

ブルゴーニュ地方の南にあるボージョレー地区も、技術的にはブルゴーニュ地方に含めるのが一般的です。

ボージョレー地区の土壌は基本的には花崗岩ですが、粘土質や砂質も豊富に含み、この地区の主要黒ブドウ品種であるガメイに適しています。

ブルゴーニュ地方は大きく5つの地区に分けられます。
どの地区もとても独特なワインを生み出します。

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北から順に、次の5地区です。

(1) シャブリ Chablis
(2) コート・ドール Cote d'Or
(3) コート・シャローネーズ Cote Chalonnaise
(4) マコネ Maconnais
(5) ボージョレー Beaujolais


(2) のコート・ドールは直訳すると「黄金の丘」で、ブルゴーニュ地方の心臓部です。
コート・ドールは北側のコート・ド・ニュイ Cote de Nuits と南側のコート・ド・ボーヌ Cote de Beaune に分かれます。

これからブルゴーニュ地方について詳しいお話に入っていく前に、まずは上記(1)〜(5)の地区名とその位置関係を覚えておきましょう。

(2017年7月5日)