ローヌ地方のワインのほとんどはローヌ南部で造られています 〜 グルナッシュ種を中心とした豊満で柔らかく親しみやすいワインの産地です
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バイザグラスのソムリエ松沢裕之です。

ローヌ地方のワインのほとんど(・・・というか95%くらい)はローヌ南部で造られています

コート・ロティ&エルミタージュという2大スターを持つ北ローヌに比べて、ローヌ南部は値段も安く複雑さよりも親しみやすさを感じるワインの産地です。

北ローヌがシラー、ヴィオニエという主要ブドウ品種を中心にした単一品種のワインを造る傾向があるのに対して、南ローヌは複数のブドウ品種のブレンドでワインを造る傾向があります。

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 ▲ジゴンダス 〜 色が濃い

南ローヌで最も中心となるブドウ品種はグルナッシュです。

グルナッシュは高アルコール感を伴うふくよかさを感じ、タンニン穏やかで、やや緩さや豊満な印象を受ける、とても親しみやすいワインを造るブドウ品種です。
とはいえ、シラー等との絶妙なブレンド具合によっては、とても趣き深いワインを造る品種でもあります。

南ローヌのワインのほとんどは赤ワインです(94%が赤、白が3%、ロゼが3%)。

広域AOCであるAOCコート・デュ・ローヌ以外に面白いワインとしては次のものがあります。

●ヴァントゥ Ventoux
 ・・・AOCコート・デュ・ローヌに似ていますが、やや軽く感じるかもしれません。

●コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ Cotes du Rhone-Villages
 ・・・単なるAOCコート・デュ・ローヌよりもボディのあるブドウを産み出すことのできる95村で造られるワインです。

●ジゴンダス Gigondas
 ・・・コクがあり力強く、10年くらいは熟成可能なワインです(3千円〜4千円)。

●ヴァケラス Vacqueyras
 ・・・ジゴンダスほどの力強さはありませんが、価格的にはお買い得なワインです(2千円〜3千円)。

(2017年7月22日)