ピエモンテ州にはオススメ白もあります 〜 ガヴィは日本でもポピュラーなスッキリ系白ワイン、ロエーロ・アルネイスは芳香と果実味に富むやさしい白ワインです
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バイザグラスのソムリエ松沢裕之です。

ピエモンテ州のワインは赤ワインが中心です。
しかしピエモンテ州にもオススメの白ワインが2つあります。

それはガヴィ Gaviロエーロ Roero です。
どちらもDOCGで、土着品種から造られています。

ちなみにピエモンテ州はトスカーナ州と違い、シャルドネなどフランス系の国際品種の栽培はあまり盛んではありません。

●ガヴィ Gavi


ガヴィはピエモンテ州南部にあるガヴィという町の名前から名づけられています。
土着品種のコルテーゼから造られる、辛口で酸味のしっかりした、スッキリ系のシンプルな白ワインです。

コルテーゼの産地はピエモンテ州が中心ですが、ロンバルディア州やヴェネト州でもわずかに栽培されています。

gavi

ガヴィは、イタリアの白ワインで有名なヴェネト州のソアーヴェと並び称される、知名度の高い白ワインです。
日本のカジュアルなイタリアンレストランやイタリアンバルでもメニューに載っていることが多いですね。

ハーブや火打石のニュアンスを伴う香りに、酸やミネラル感が豊富に感じられ、シーフードとの相性は抜群です。
またピエモンテ州の有名な野菜料理バーニャカウダに合わせるのも定番です。

ほとんどのガヴィは1本千円台から2千円台ですが、良いものですと3千5百円くらいするものもあります。

●ロエーロ Roero

ロエーロはアルバ周辺にある産地で、白ワインはアルネイスという土着ブドウ品種から造られます(ロエーロにはネッビオーロから造られる赤もあります)。

アルネイスはずっと長いこと忘れ去られていた白ブドウでしたが、今から40年ほど前に再び注目されるようになったブドウ品種です。

roero_arneis

アルネイスは酸が少なく、リンゴのような白桃のような果実味のわかりやすい白ワインです。
香りが比較的アロマティックで果実味にわりとコクがあるため、辛口でもやや甘く感じられることがあります。
ネットショップで探せば1本2千円台で見つけられると思います。

ガヴィもロエーロも、とても気軽に楽しめる白ワインです。
夏にぴったりですので、見かけたらぜひ飲んでみてください。

(2017年8月10日)