「スペインの情熱的なワインで豪快に“肉”を食す!会」を開催しました!〜お気楽ワインセミナー
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バイザグラスのソムリエ松沢裕之です。

3月22日の木曜日の夜、東京・日本橋にあるVASHON日本橋兜町にて
古くて新しい激動の生産国スペインの情熱的なワインで豪快に “肉” を食す!会
を開催しました。

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ぼくたちバイザグラスが定期的に開催しているワインセミナーのひとつです。
美味しいお料理を楽しみながら、ワインについて学習します。

今回のテーマは、スペインのワインを様々なお肉と一緒に味わうこと。
スペインらしいワインを4種類セレクトしました。

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まずはスペインのスパークリングワイン、カバ Cava で乾杯〜!
シャンパーニュと同じ伝統方式(瓶内二次発酵)で造られる、本格的なスパークリングワインです。

バルセロナがあるカタルーニャ地方のペネデス周辺がカバの主産地。
カバ全体の9割以上がペネデス周辺で造られます。

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さっそくテイスティングの基本動作から。
目(外観)⇒ 鼻(香り)⇒ 口(味わい)の順にワインを賞味していきます。
きれいなゴールド色でキメ細かな泡が立ち上がっている様子をみんなでチェックしています。

リンゴや洋ナシのようなフレッシュな香り、若干のトースト香、口に含むと泡がやさしく、果実味がしっかり感じられます。シャルドネも使われており、やや上品な味わいのカバですね。

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料理が出てきました。今日は肉づくしのメニューです。
ひと皿めは宮崎産の鶏肉。
「高原ハーブ鶏のポワレ、山芋のクリーム煮添え、ディル風味のソース」です。

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料理に合わせてルエダ Rueda の白ワインを。
土着品種ベルデホ100%で造られる、フレッシュ&フルーティかつコクも感じられるワインです。
ルエダは、スペイン国内では今いちばん人気がある白ワインだとか。

やや濃いめのゴールドがかったイエロー、麦わら色。
白い花、ドライハーブ、熟したグレープフルーツのような香りに、皮をむいたばかりの柿やビワのような香りのニュアンスもあります。
酸味がけっこう豊富、かつ果実味に厚みがあり、後味に心地よい苦味・・・とても美味しい白ワインです。
ディルのハーブが程よく効いた白系ソースの鶏肉ポワレによく合います。

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2皿めはカナダ産骨付きポーク。
「骨付き豚のスパイシートマト煮込み 地中海風」です。
身が大きく、そしてとても柔らかな肉がトマトベースのソースとよく馴染んでいます。
ふくよかでお腹も気持ちも暖かくなるような美味しいポークです。

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赤ワインの1つめはスペインの伝統的生産者のひとつ、マルケス・デ・リスカルのリオハ・レセルバ Rioja Reserva を。
リオハはスペインを代表する伝統的なワイン名産地。

今回のワイン、ブドウはスペインの代表品種テンプラニーリョ90%にグラシアーノ、マスエロという伝統的なリオハ・ブレンドです。

やや濃いムラサキ色、エッジにかすかにオレンジ色が見 られ、若干の熟成が感じられます(ヴィンテージは2012年)。
黒系果実に干しブドウや干しイチヂクのような香り。
アメリカンオーク樽熟成からくるバニラのような樽香が感じられますが、それほどコテコテしておらず、比較的落ち着いた樽香です。
味わいも、タンニン・酸味ともに尖っておらず、果実味にも落ち着きがあり、美味しいのに主張しすぎず、料理と寄り添って楽しめる "ちょっとオトナなワイン" ですね。

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料理の3皿めは、お待ちかねの高級和牛(!)
「信濃和牛のたたき風 彩り野菜添え、わさびとフォンドボーのソース」です。

非常に上質な食感。口の中で(本当に)トロ〜ンと融けていくような感じ。
肉の旨みと適度な脂身が絶妙にクロスオーバーし、噛むと肉汁から心地よい甘みすら感じられます。
それをソースが含む微かなわさび風味が引き締めることで、大変バランスのとれた味わいになっています。

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2つめの赤ワインは、和牛に合わせてプリオラート Priorat を。
カタルーニャ州南西部にある小さな産地プリオラートは、1980年代以降に再開拓された新しい産地ですが、岩山の険しい斜面で造られる少量生産の力強い赤ワインは、いまや世界中から人気を集めています。

先のリオハがスペインの伝統的銘醸地だとすれば、プリオラートはスペインの今をときめくスター的産地だといえます。
数あるスペインの原産地呼称保護ワインのうち、DOCa(特選原産地呼称)という上級ランクに認定されている産地は、現在のところリオハとプリオラートの2つのみです。

今回のプリオラート、ブドウ品種はカリニェナ、ガルナッチャ、シラーです。
外観は中心部が黒ずんだ濃いムラサキ。香りのボリュームが非常に強く、しっかりとした樽香とアルコールの揮発性の香りがあります。
そして黒系果実を煮詰めたような香り、ビターチョコレートのような香り、かすかに黒コショウのようなスパイス香も感じられます。

口に含むとパワフルな果実味を伴うアタック、タンニンもしっかり。
果実のコンポートのような、もっと言えばポルト(ポートワイン)のようなふくよかな口当たりで、辛口ワインながら微かに甘味も感じられます。飲み込んだあと口中に残る余韻も長いです。

口中でとろけるような和牛のたたき風のレア感や肉汁の甘味に、このワインの持つキャラクターがとてもよくマッチしました ^^

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今回はゲストのひとりが誕生日という偶然にも恵まれました。

そして別のゲストが持ち込みでワインを提供してくださいました。
勝沼醸造が造る甲州ワイン「クラシック」のマグナムボトル!
ご用意してくれたゲストは山梨・勝沼ご出身の女性です。

そんなわけで、みんなでハッピーバースデー〜♪

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(↑)写真奥の、立っている男性がお誕生日の方です。常連のゲストさんですね ^^
おめでとうございます!

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宴もたけなわですが・・・もう終了予定の時間に・・・。
今回も多くの方が時間後も残り、ワイン談義を楽しみました。

ぼくたちバイザグラスが主催するワインセミナー、次回は4月19日(木)を予定しています。
内容や場所が決まりましたら、お気楽ワインセミナーのウェブサイトにてお知らせします。

ワインがお好きな方、ご興味のある方、バイザグラスのワインセミナーにぜひご参加ください。
初めての方も、おひとり様でも、お気軽にご参加いただけます。

あなたとの出会いをスタッフ一同、楽しみにしています!

(2018年3月29日)